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引越しをラクにする!引越し前の片付けタイムスケジュール

2022年5月27日

こんにちは。

整理収納アドバイザーのmi-na(ミーナ)です。

私事ですが、先日引越しました。

そこで改めて感じたのは「引越しは物を片付ける絶好のチャンス」だということ。

引越しを予定している方で「新居では心機一転、新たな生活をスタートしたい」と理想を思い描いている方はいらっしゃいませんか?

理想がある状態は、実はお片付けにとても向いています!

今回は、引越し前の片付けが効率的に進められるように、タイムスケジュールを作ってみました。

タイムスケージュールを使って、計画的に片付けを進めていただけたらと思います!

〈引越し前片付けタイムスケジュール〉

引越しまでの日程やることリスト
1ヶ月前まで・物の整理(新居に持って行く、持って行かない物の仕分け)
・引越し業者の選定&ダンボール用意
・各ゴミの最終日チェック
1ヶ月~1週間前・不用品の処分
・新居の家具配置・収納場所決め
・引越し後まで使わない物の荷造り
1週間前~当日・引越し直前まで使用している物の荷造り
・「1番に開ける箱」作り

今回の記事はこんな方にオススメ

  • 引越し前の片付け、何をどんな順番でやったらいいか知りたい方

引越し前の片付けがオススメな3つの理由

理由①:理想が見つかりやすい

「新居ではこんな家具に囲まれて暮らしたい」

「新居に家族や友人を招きたい」

新居でやりたいことが明確になっている時は、片付けの絶好のチャンスです。

理想の生活によって、持つ物や収納する場所も変わります。

片付けのアドバイスをさせていただく時も、一番はじめにお聞きするのが「どんな暮らしをしたいか?(理想)」です

まず理想を明確にするメリットはこちらで詳しく解説しています。

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理由②:新居で使わない物は引越し前に処分!引越し作業がラクになる

不要な物を処分し、持ち物の量が少なければ、引越し作業の荷造り・荷解き、どちらもラクになります。

ダンボールの数と料金相場の関係についてはこんなデータを見つけました。

引用元:「荷物量別の引越し見積もり料金の相場」(引越し侍)

運ぶ荷物が減れば、引越し料金が安くなる場合もあり一石二鳥です。

理由③:引越し以来開けていない…未開封のダンボール箱が発生しない

「引越し以来、未開封のダンボールが何年もクローゼットにある」なんてことはありませんか?

引越し前に片付け(整理)していれば、運んだ物は使う物ばかり。

すぐに荷解きするので、ダンボール箱のまま放置されることもありません。

「とりあえず新居に持って行ってから考えよう」は、未開封のダンボールを生む原因になりがちです

【タイムスケージュール】引越し~1ヶ月前

新居に持って行く物・持って行かない物の仕分け

全ての物を2つに分類

  • 新居に持っていく物
  • 新居に持って行かない(手放す)物

まずは、持ち物を新居に持って行く物と手放す物に分けます。

家具・家電など大きな物から取り掛かると理想の部屋、生活のイメージがしやすくなります

大きな物の仕分けができたら、服や食器など小さな物へ。

持って行くor手放すの基準は?

新居での理想の暮らしに必要かどうか

荷物別、仕分けに迷ったらチェックしたいポイントはこちらの記事でまとめています。

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引越し業者の選定、梱包材の用意

持ち物を整理し、引越しで運ぶ物が決まったら、引越し業者を決めます。

見積もり時に運ぶ物を聞かれるので、特に家具などの大物の整理は引越し業者を決める前に済ませておきます

今回、引越し業者は一括見積もりサービス引越し侍2を利用して決めました。

複数社から見積もりを取ったことで、最終的な引越し代金は3割ほど安くなりました!

ネットで簡単相見積もり

  • 引越しの希望日時、運ぶ荷物について(大型の家具・家電の種類や数)入力
  • オススメの業者(約10社)が表示されるので、サービス内容を比較
  • 気になる業者に見積りの依頼

ネットで見積もり、良かった点

訪問ではなく、電話やLINEのビデオ通話で見積もりが完了する業者も多数!

→引越しまでのスケジュールに余裕がない場合も手早く比較できる

私は3社に見積もりを依頼。

そのうち1社は電話で見積もりが完了する業者でした。

  • インターネットで依頼して1分も経たないうちに電話がくる
  • 運ぶ家財、希望日時などを伝える
  • 見積もり金額の提示

見積もり依頼のボタンを押してからビックリするくらいすぐに電話が来ます!

最終的に、残り2社に訪問見積もりをしてもらい、サービス内容・料金を比較

希望の条件で、予定より安く契約でき、とても満足しています。

各ゴミの最終回収日を確認

引越し日までの各ゴミの最終回収日をチェックします。

自治体によっては、ペットボトルや不燃ゴミなど、月に1度しか回収日がない種類のゴミがあるので、出し忘れがないように確認してカレンダーに書いておきます

回収日に間に合うように、片付けを進める目安にもなります。

最終回収日は早い段階でチェックしておきましょう。

【注意】粗大ゴミは申込み~回収日までにかかる日数を確認

粗大ゴミの回収は、時期や地域によって回収の日程が異なります。

私の住んでいた自治体は、以前12月に回収を依頼したところ、1ヶ月以上先の回収になるということがありました。

引越しが決まったら、申込み~回収までにどれくらい日数がかかるか問い合わせておくと安心です

【タイムスケジュール】引越しまで1ヶ月~1週間

不用品を計画的に手放す

新居に持って行かない物が決まったら、計画的に手放していきます。

不用品を手放す方法

  • ゴミとして出す
  • リサイクルショップなどに持って行く
  • メルカリなどに出品する

【重要】メルカリなどを利用する場合は期限を決めて出品

出品する前に決めておくこと

  • いつまで出品するか
  • 出品後、価格等見直しのタイミング

メルカリは、売れる物なら即日~2、3日で売れます。

同じ条件で長く出品していても売れる可能性が低いので、私は4日目~7日目くらいで価格を一度見直します。

メルカリ出品例

【新品のティーキャンドルを出品】

  • 30個セットで出品→反応なし
  • 4日目に価格を変更(20%オフ)
  • 変更後30分で取引成立

売れるまで待っていると、引越しの日までに手放せないことがあります。

いつまで出品するか、期限までに売れなかった場合、リサイクルショップに持って行くのか等、はじめに決めてから出品します

ただし、メルカリは1点1点出品するため、手間がかかるというデメリットもあります。

売りたい物が多い場合は宅配・出張買取がオススメ

売りたい物がたくさんある場合は、宅配買取がオススメです。

1点ずつしか販売できないメルカリと違って、まとめてダンボールにつめて送るだけでOKです。

リサイクルショップと違って店舗に持って行く必要もないので、重い物を運ぶ必要もありません。

グッドディール(GoodDeal)なら宅配はもちろん、出張買取も対応してもらえます。

グッドディールがオススメの理由

  • ダンボール等梱包材を送ってくれるので、売る物以外、何も準備しなくてよい
  • 出張買取も可能で、査定したその場で即現金化できる(出張買取エリアは全国)
  • 査定料、出張料、送料などすべて無料
  • LINEで無料相談できる
  • 買い取ってくれる物が幅広い(服、バッグ、靴、ジュエリー、時計、貴金属、毛皮、酒類、着物、切手、金券、カメラ等)

特に服、バッグ、靴はブランド品以外は買取不可のお店が多い中、ノーブランドでも買い取ってくれる場合があるとのこと

グッドディール HPより

私も利用しましたが、申込んで次の日には梱包材が到着。とてもスピーディーに対応していただきました!

家具など大きな物は【おいくら】 を利用して買取業者に依頼しました。

売りたい物の情報を入力すると、買い取ってくれる可能性があるリサイクルショップと、おおよその金額を知ることができます。

一店舗ずつ問い合わせる必要がないので、手早く比較・依頼ができました。

ノーブランドの服も、家電も家具も買い取ってもらいたいという方は、買い取り品目が幅広いティファナがオススメです。

査定額を聞いてからのキャンセルもできるので安心です。(手数料無料)

一つの業者に全てお願いできれば、引越し前の負担も減らせます!

新居の家具配置、収納場所決め

新居に持っていく物、買い替える物などが決まったら、家具の配置や収納場所を決めていきます。

配置を決める時のポイントは「動線」です

今の家の配置が、動線的に見ると実はおかしな配置になっていることも少なくありません。

まず理想を考え、「現在の当たり前」を疑う

慣れているから問題なく使えているだけで、動線を見直すと、もっと最適な収納場所があったということはよくあります

収納場所は使う場所の近くに。

当たり前ですが、改めて見直すとできていないところが見つかることも…。

その部屋でする行動、ドアから入った後の行動の流れを元に決めていきます。

その部屋で何をする?

例:リビング

  • 子どもが勉強する
  • 夫がテレワークをする
  • テレビを見る

何をする場所なのかが明確になると、そこにあると便利な物がわかります

例えばリビングで勉強するなら、学習机はリビングにあると便利ですし、その周りにかばんを置くスペースを作ると散らかりにくくなります。

動線から考える収納場所

【例:腕時計編】

~改善前~

帰宅後、洗面所で手を洗う時に外し、置きっぱなし。

翌日、出かける前に洗面所に取りに行く。

~改善後~

腕時計置き場を玄関に作る。

帰宅時も出かける前も動線がスムーズに!

引越し後まで使わない物から荷造り

オフシーズンの服など、引越し後まで使わない物からどんどん箱に詰めていきます。

荷造りのポイント

  • 新居での部屋別、収納場所別に箱に詰める
  • 使用頻度が同じくらいの物を、同じ箱に詰める

部屋別、収納場所別に箱詰めし、箱にどこの部屋に運んでほしいかを記入しておきます

箱に明記

  • 中身が何か
  • どこの部屋に運んでほしいか

最終的に箱を積み上げていくので、箱の上部と側面の両方に書いておきます

同じ部屋に運ぶものでも、使用頻度が近い物同士をまとめておくと、荷解きをする時の優先順位がつけやすくなります。

【タイムスケジュール】引越しまで1週間前~当日

引越し直前まで使用している物の箱詰め

1週間を切ったら、引越し後まで使わない物をどんどん荷造りします。

この時、引越し先で1番に開けたい箱を1つ作っておきます

引越し先で1番に開ける箱を決めておく

1番に開ける箱にあると便利な物

  • 荷解きグッズ(ハサミ、カッターナイフなど)
  • タオルやハンドソープ
  • トイレットペーパー
  • 当日の夜~翌日に必要な物(歯ブラシ、パジャマ、着替え、携帯電話の充電器等)
  • 最終日まで使っていた物

引越しは午後からの便の方が、料金が安くなります!

とりあえず当日~翌日の朝までに必要な物がすぐに取り出せるようにしておけば、午後便で到着が遅くなっても安心です。

荷解きがスムーズにできる工夫を、荷造り時からしておきましょう!

まとめ:引越し前の片付けは計画的に

引越しまでの日程やることリスト
1ヶ月前まで・物の整理(新居に持って行く、持って行かない物の仕分け)
・引越し業者の選定&ダンボール用意
・各ゴミの最終日チェック
1ヶ月~1週間前・不用品の処分
・新居の家具配置・収納場所決め
・引越し後まで使わない物の荷造り
1週間前~当日・引越し直前まで使用している物の荷造り
・「1番に開ける箱」作り

引越し前の片付けで、引越し作業の負担は大きく減らせます!

理想の暮らし実現のためにも、引越しを利用して片付けてみませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、ごきげんな新居での生活を応援しています♪

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