こんにちは。
整理収納アドバイザーのmi-naです。
いきなりですが、キッチンツール収納でこんな悩みはありませんか?
キッチンツール収納の悩み
- 調理中にパッと取り出せなくてイライラする
- 取り出しやすいようにコンロ周りに立てて置くと、油汚れなどで手入れが面倒
キッチンツールの収納方法を見直して、浮かせる(吊るす)収納にしたら
- 取り出しやすさUP
- 調理の時短
と、とにかく便利に!
そこで今回は、浮かせる収納のポイントをお伝えしていきます!
最大のポイントは「どのキッチンツールを浮かせる(吊るす)か」
たった1つのコツは、浮かせるものを選ぶ作業にあります!
浮かせるとはいえ、出しっぱなしになるので「汚れる」というデメリットがあります。
今回は汚れを気にすることなく、使い勝手抜群のキッチンが完成する「浮かせる収納のポイント」についてです!
今回の記事がオススメの方
- キッチンツールをパッと取り出して、手早く調理したい方
- 「出しっぱなし収納=汚れる」と思って避けていた方
- 簡単にできる浮かせる(吊るす)収納をやってみたい方
浮かせる(吊るす)収納のメリット・デメリット
メリット:取り出す手間なし、調理の時短
以前は全てのキッチンツールを引き出しに収納していました。
引き出しだと開ける手間が発生しますが、浮かせることでその手間なしで、素早く取れるようになりました!
こんな変化も!
引き出しに入れていたキッチンツールの一部を「浮かせる収納」に
↓
引き出しの中に収納するものが減る
↓
浮かせたツールはもちろん、引き出しの中のツールも取り出しやすくなる
欲しいツールがすぐに取り出すことができ、調理がスムーズに!
デメリット:出しっぱなしによる汚れが気になる
出しっぱなしになるので、吊るす場所によっては油の飛び散りなどの汚れがつきやすくなります。
汚れの種類
- 油の飛び散り
- 直接かかる汚れではないもの(換気扇周りのベタッとした感じや、ホコリなどの汚れ)
①の油の飛び散りに関しては、できるだけ高い位置に吊るせば影響が小さくなります。問題は②の汚れ
「汚れる」というデメリットを解決する「浮かせる(吊るす)ものの選び方」
まずは使用頻度で分類する
まずはキッチンツールを引き出しから全て出し、使用頻度で分類していきます。
使用頻度で3つに分類
- ほぼ毎日~週1回以上使うもの
- 月に1~3回程度使うもの
- 年に1~数回使うもの
この時に不要なものがあれば取り除いておきます。
1年以上使用していないものは、要・不要の区別をしっかりします
要・不要の区別は、片付けで1番大切なプロセスになります。
詳しくはこちらの記事で書いています。
-
実はできていない人が多い!片付けの大事なプロセスとは?
こんにちは。 整理収納アドバイザーのmi-naです。 先日、実家のダイニング収納を片付ける母を見ていて、あることに気づきます。 この手順だと、整理収納で1番と言っていいほど大事なプロセスが抜けているの ...
続きを見る
片付け作業の全体の流れについては、こちらでも詳しく解説しています。
よかったら合わせて読んでみてください。
>>【片付け苦手さん必見】順番にやれば失敗しない片付け全6ステップ公開!
【重要】浮かせる(吊るす)ものは最も使用頻度の高いもの
3つに分類したら、1番使用頻度が高いグループの中からさらに使用回数の多いものを選びます。
重要
浮かせるものは、毎日使う、かつ一日に何度も使うようなもの
毎日使うものであれば、(使用後に)洗う機会も多くなります。
使わない状態で置いておくことがないので「久々に使おうと思ったらホコリが…」なんてこともありません。
私の家の場合、浮かせたいものはハサミとフライパンの取っ手でした
特別なグッズは不要。簡単にできる吊り下げ収納
マグネットフックを使う
吊るすものが決まったら吊るす(浮かせる)収納を作っていきます。
私は家にあったマグネット式のフックをレンジフードにつけ、吊るしました。
引き出しに入っていたものとは別に、計量カップも毎日使うので、並べて吊るしています。
マグネットフックの良い点
自由に場所が移動できる
つける位置次第でフック同士の間隔が調節できるので、幅広の計量カップも隣のツールにぶつかることなく吊るせます
フック購入時の確認ポイント
- 耐荷重は吊るしたいものに対して適切か?
- フック部分の広さは十分か?(フックが小さいと、フライパンの取っ手のような、引っ掛ける穴部分に厚みがあるツールがかけられません)
- 土台に対してフック部分が固定されているか?(好みもありますが、固定されていてフックが動かないタイプの方が、ツールがスムーズに取れます)
収納グッズを購入する方へ:注意すべき2つのポイントと、失敗しないための最重要ポイント
市販のレンジフードフックを使うのもオススメです。
市販のレンジフードフック
- レンジフードに引っ掛けるタイプ
- マグネットで貼り付けるタイプ
様々なタイプがありますが、購入する時に注意したいポイントが2つあります
①フックの間隔が、吊りたいツールの大きさと合っているか
購入前にここをチェック
フックが複数ついている商品は、フック同士の間隔を確認!
自分が吊りたいものが、隣のツールとぶつかることなく吊れるかをチェック!
フックがいくつか並んでついている商品は、フック同士の間隔で吊れるものが制限される場合があります。
自分が吊りたいものが、隣のツールとぶつからずに吊れるだけの間隔があるかを必ず確認してください。
取る時のストレスをなくすためにも、ここは要チェックです!
フックが固定されておらず、間隔を自分で調節できる商品もあるので、そういったものを選ぶのもオススメです!
②フックの数
2つ目のポイントはフックの数です。
フックの数は、自分が「吊るす」と決めたものと一致していることがベストです。
少ないと困るのはもちろんですが、多すぎるのもよくありません
フックが多すぎると…
吊るしたいものは3つに対して、フック5つのグッズを購入
↓
フックが余ってるから、たまにしか使わないけど、これとあれも吊るしちゃおう!
↓
あまり使わないツールは汚れがたまりやすくなる
とは言え、自分にピッタリのフック数の商品はなかなか見つからないので、理想に近いものを購入→余ったフックは「無理に使わない」でもOK
【最重要】浮かせる(吊るす)グッズからではなく、必ず吊りたいものを先に決める
最重要ポイント
吊るすグッズ(収納グッズ)からではなく、先に吊りたいものを決める
色々な商品を見ていると、デザインなどからついグッズを先に選んでしまいそうになります。
しかし、はじめに使用頻度で分類して選んだ「吊るすもの」を購入するグッズに合わせて変えないようにしてください。
自分が決めた「吊りたいもの」が確実に吊れるグッズを選ぶことが重要です。
ここさえ押さえておけば失敗しません
キッチンツールで何をよく使うか、使用頻度は各ご家庭で違うと思います。
収納グッズの商品パッケージを真似て吊るさなくてOK。
自分の家の使用頻度が高いものを吊るした方が、使い勝手のいい収納が完成します!!
まとめ
- まずは浮かせて(吊るして)収納したいものを決める(使用頻度で分類し、最もよく使うものを浮かせる収納にすることで、ホコリがたまるなどのデメリットを感じにくくなります)
- 収納グッズを購入する場合は、自分が吊るしたいものが確実に吊るせるか、フック同士の間隔やフックの数を確認(収納グッズに合わせて吊るすものを選ぶのではなく、先に吊りたいツールを決め、それに合う収納グッズを購入すると、理想のキッチンツール収納が完成します!)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、ごきげんな1日を~♪