整理収納メソッド 衣類

【衣類収納】3ステップで完成!朝、着る服に悩まない「着るシーン」別分類

2021年9月20日

こんにちは。

整理収納アドバイザーのmi-na(ミーナ)です。

服はたくさんあるのに、朝「着る服がない」と悩んでしまうことはありませんか?

今回は朝の身支度の時短にもなる、引き出しの衣類の分類について考えてみました!

今回の記事はこんな方にオススメ

  • 朝の服選びをスムーズにしたい方
  • 衣替えの負担を減らしたい方
  • 部屋着・仕事用・おでかけ用など、着るシーンによって大まかに服が決まっている方

今回は分類の仕方について詳しく書いていますが、整理・収納の全体の流れを知りたい方はこちらも参考にしてみてください。

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朝の服選びが超ラク!着るシーン別分類で朝の身支度を時短

【着るシーン別分類のメリット】引き出しを1つ開けるだけでコーディネートが完成

着るシーン別分類の最大のメリットは開ける引き出しが1つでいいことです。

【例】mi-naの分類

  • 部屋着
  • 仕事着
  • プライベートお出かけ着

朝起きて「部屋着」の引き出しを開け着替えます。

トップスもボトムスも部屋着は同じ引き出しに全て入っているので、開ける引き出しは1段のみです!

同様に仕事に行く時は仕事着の引き出しだけでコーディネートが完成します。

引き出し1段で全てのものが見えるので組み合わせのイメージが湧きやすく、服選びがラクになります。

トップス・ボトムスなどの種類別分類のデメリット

以前は、私もトップス・ボトムスなどの種類別に分類していました。

【種類別分類のデメリット】複数の引き出しを開けないとコーディネートできない

引き出し開閉回数比較

【着るシーン別分類】

  1. 引き出しを開け、トップス・ボトムス両方選ぶ
  2. 引き出しを閉める

【トップス・ボトムスなど種類別分類】

  1. トップスの引き出しを開け、トップスを選ぶ
  2. 引き出しを閉める
  3. ボトムスの引き出しを開け、ボトムスを選ぶ
  4. 引き出しを閉める

選んだトップスにボトムスを合わせてみたけど「なんか違う…」となればまたトップスの引き出しに戻り、選び直すことも…。

着るシーン別に服を収納してからは、組み合わせる服が全て見えるので服を選ぶのが早くなりました。

服選びに迷わない分類は3ステップで完成

ステップ1:着る季節で3つに分類(①真夏用、②真冬用、③その他)

まずは季節で分類していきますが、ここはゆるっと3つに分類するだけでOKです。

ゆるっと季節で分類

  1. 真夏用(ノースリーブや柄・素材的に真夏にしか着ないもの)
  2. 真冬用(厚手のニット、裏起毛の服など)
  3. その他(春・秋服、薄手のニットなど)

真夏用と、真冬用だけ別にして、残りは「その他」にしてOKです。

春や秋は半袖の上にカーディガン羽織ることもあり、「どこの季節に分類するか迷うもの」が多いです。

真夏と真冬以外のものはまとめて通年で出しておくことで、春・秋の気温の変化にも対応できます。

少し肌寒くなって慌てて衣替えをすることもなくなります!

ステップ2:部屋着・仕事着・お出かけ用など着るシーンで分類

3つのゆるっと季節分類の次は、それぞれの季節を着るシーン別に分類していきます。

着るシーン別分類のポイント

【分類例】

  • 部屋着と外着
  • 仕事用とプライベート用 など

分類が細かすぎると後の作業が大変になります。分類は多くても3つまでにします

この分類のメリットは「着るシーンが思い浮かばない服」が見つかることです。

着るシーンが思い浮かばないということは、おそらく着ない服です。

どこのグループにも入らない服はここで手放します。

ここまでの①季節、②シーンの分類で、ほぼ完成です!

ここで必要量を確認するために、一時的にトップスとボトムスで分けておきます。

ステップ3:服の上下(トップス・ボトムス)で分類

季節×着るシーン(部屋着と外着で分けた場合)×トップス・ボトムスで分けた場合、最終的なグループは12個になります。

服の分類例

こう見るととても多いですが、作業としては3ステップです。

分類の3ステップ

  1. 3つの季節に分類(真夏用・真冬用・その他)
  2. 着るシーンで分類(今回は部屋着と外着)
  3. 服の上下で分類

分けてみると、あるグループだけ異常に数が多かったりしませんか?

そういった場合は、必要な枚数を把握していきます。

分類したそれぞれのグループごとの必要な枚数を知る→所有する枚数を決める

必要な数がわかる質問1:洗濯の頻度は?

洗濯の頻度から、何枚あればやりくりできるか考えてみます。

洗濯頻度と服の必要数

  • 毎日洗濯⇒最低2枚あればOK
  • 1週間に1度の洗濯⇒8枚必要

自分の家の洗濯の頻度から、必要な服の枚数を考えます

【補足:洗濯頻度が低い方へ】必要な数がわかる質問 2:それぞれのグループの着る頻度は?

洗濯の頻度が低い方は、着る頻度も合わせて考えてみると必要な枚数がより明確になります。

【仕事着編】同じ週1の洗濯でも

  • 週に5日出社⇒5枚は必要
  • 週に3日出社+2日は在宅ワーク⇒仕事着は3日分でOK

最低限必要な枚数から、所有する枚数を決める

先程の洗濯の頻度、着る頻度から実際に所有する枚数を決めていきます。

【例】mi-naの場合

  • 部屋着:必要数のみ
  • 仕事着:必要数+1枚
  • お出かけ着:必要数+3枚

基本は必要数+1くらい。オシャレも楽しみたいお出かけ着は必要数+3くらいを目安にしています

特に部屋着はラクなもの・着心地がいいものばかりを選んで着るので、必要以上にあっても着ないものが出てきます。

思い切って手放しましたが、困ることは全くありませんでした。

注意

ここで所有する枚数を必要数の2倍、3倍とすると「着ない服の方が多い状態」になってしまいます

ただし、季節分類の「その他」は春・秋と2シーズン分が入っているので、真夏、真冬グループと比べると多くなると思います!極端に多くなければOK

決めた数の服を各グループの中から「着たいもの順」に選ぶ

所有する服の数が決まったら、分けたグループの中から「着たい順」に選んでいきます

【例】真夏用の部屋着(トップス)(所有数3)なら、 真夏×部屋着×トップスグループ の中から着たい服を3枚選びます。

直感で「これを着たい!」と思うものから順番に選ぶことがポイントです

選ばなかったものは手放すor選んだ1軍のものとは別の場所に保管

選ばなかったもの→なぜ選ばなかったのか考えてみる

選ばなかった服は何かしら理由があるはずです。

【例】直感で選ばなかった理由

  • なんとなく着心地が悪い
  • 今の体型に合っていないような気がする
  • 今は着たくない

こういった服は収納していても着る機会がないことがほとんどです。

服も流行がありますし、自分の体型や好みも変わります。

残念ながら今着たくない服が、今後着たいと思う服になる可能性はとても低いです。

すぐに手放す決心がつかない人もいると思いますが、「なぜ私はこれを選ばなかったんだろう?」と考えてみることで心の整理ができ決心しすくなります。

手放すには捨てるという選択肢もありますが、リサイクルに出せば誰かに着てもらえる可能性があります。

服は着てもらってこそ服としての価値があります!

家のクローゼットに眠っていて、着てもらえない状態ではただの「布」でしかありません。

服にとっても自分にとってもプラスになる形で手放すなら、誰かに着てもらえるよう形で手放しませんか?

お店に持って行かなくても、自宅で服を詰めて宅配で出すだけのサービスが便利です。

宅配買取がオススメの理由

  • 店舗に持っていく必要なし(集荷に来てくれる)
  • オールシーズンの服を買い取ってもらえる(店舗型の場合、買い取ってもらえるシーズンが限定されていることが多い)
  • 宅配キットがもらえるので、自分でダンボールを用意する必要がない
  • 査定してもらって納得した物だけ売れる
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「どうしても迷うもの」は選んだ1軍のものとは別の場所に保管(保留)

もし選ばなかった理由を考えた上で、「手放したくない!」と思うものは先程選んだ1軍のものとは別の場所に保管します。

保留の物の保管の仕方

  • 保留ボックスを用意。見直す期限(1年後の日付など)を記入し、その中で保管
  • 衣替えをする場合はオフシーズンの服と一緒に入れる←オススメ

保留ボックスは定期的な見直しが必須!オフシーズンの服と一緒にしておけば、必ず衣替えの時に見直すことができます

【保留するものにあったら要注意】1年以上着ていないもの

保留ボックスを作る場合も、オフシーズンの服と一緒に保管する場合も、その中に入れる物の中に1年以上着ていない服がある場合は要注意!!

すでに1年以上着ていない服は、今後も着る可能性が低いです。

保留ボックスに入れる前にもう一度よく考えてみてください。

保留ボックスの作り方はこちらの記事で詳しく書いています。

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着るシーン別に収納して完成

引き出し1段に着るシーン分類のトップス・ボトムス全てが入れば理想

ステップ3で所有枚数を決めやすくするために、トップスとボトムスを分けました。

収納する時はトップスもボトムスも合わせて、同じスペースに入れると服を選ぶ時に開ける引き出しが1段で済みます

季節×着るシーン分類

季節(真夏・真冬・その他)×着るシーン(部屋着と外着)なら6グループ

衣替えをしない場合は1~6まで全て入れますが、衣替えをする場合はその他の服と真夏or真冬の計4グループを収納すれば完成です。

これから夏の場合

  1. その他部屋着
  2. その他外着
  3. 真夏用部屋着
  4. 真夏用外着

収納する時は着るシーンごとに1段の引き出しに入ると、引き出し1段でコーディネートが完成する衣装ケースになります。

私の場合、4段の引き出しのうち2段は着るシーンが同じものが全て入っています。

プライベート用だけが1段では収まりきらず、2段に分けるためにトップス・ボトムスで分類しています。

とりあえず朝起きた時に手早く着替えたい部屋着と、仕事着を引き出し1段に収めたことで、身支度がかなり時短できるようになりました!

さらにオールシーズンの服が全て入っている引き出し2段分は衣替えも不要です。

衣替えは真夏用と真冬用を入れ替えるだけ

衣替えをする場合は真夏用と真冬用を入れ替えるだけです。

衣替え(夏→冬)

  1. その他部屋着(そのまま)
  2. その他外着(そのまま)
  3. 真夏用部屋着→真冬用部屋着へ変更
  4. 真夏用外着→真冬用外着へ変更

季節分類の「その他」の部分は動かす必要がないので衣替えもあっと言う間です

まとめ:衣類収納は着るシーン別で分類すると朝の身支度の時短に!

  • 服選びが楽になる衣類収納の分類は3ステップ(3つの季節分類と着るシーン別分類、さらに必要数を決めるための服の上下での分類)で完成!
  • 着るシーンが同じ服を1箇所にまとめておくことでコーディネートが早くラクに完成、朝の身支度の時短にもなります
  • 着るシーン別に分類できない=着るシーンが思いつかない服は処分するきっかけにもなります

最後まで読んでいただきありがとうございました。

では、ごきげんな1日を~♪

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