こんにちは。
整理収納アドバイザーのmi-naです。
洗剤やトイレットペーパーなど、日用品のストックの収納に困っていませんか?
わが家も整理していると、明らかに多すぎるストックが出てきました。
今回はストックが増えてしまった原因を分析。生活に困らない&不安にならない適正量を決める方法について、考えてみました!
今回の記事でわかること
- ストックが増えてしまう理由と解決法
- 生活スタイル、タイプに合った適正量の決め方
【タイプ別】日用品ストックが増えてしまう理由と解決策
まずは日用品のストックが増えてしまう原因を考え、タイプ別に解決策を考えていきます
【タイプ①】”節約重視” 少しでも安く買いたい!
日用品は食品のように腐るわけではないので、少しでも安い時に買っておきたい気持ち、とてもよくわかります。
私も「特売」とか「2個で◯◯円」みたいな表示にはめっぽう弱いです。
しかし、量が多すぎると収納場所に困るのも事実です。
このタイプの方へオススメの解決策は、収納スペースをきちんと決めてあげることです
【解決策】ストックを収納するスペースを決め、ストックするのはそこに収納できる量だけと決める
いくら「安いから」とはいえ、たくさん買えば収納するスペースも多く必要になります。
ストック品に、家の貴重なスペースを占領されるだけの価値があるか、考えてみてください。
「たくさんの物を持ちたいから」と広い間取りの部屋を借りたり、トランクルームのようなものを利用すれば、その分お金もかかります。
節約のつもりで買った物が原因で、余分にお金がかかっていないか考えてみましょう
【タイプ②】”重複買い” ストック品があるのを忘れて、さらに買ってしまう
重複買いや買い忘れ
- 無いと思って買ったら、まだあった
- 反対に、まだあると思っていたら、使う時に無かった
このタイプの方へのオススメの解決策は、「ストックの量を減らす」です。
【解決策】ストックの量を減らす
解決策はとてもシンプルで、まずはストック量を減らしてみます!
「ものがあるのか無いのかわからない状態=ものが管理できていない状態」です
自分が管理できる量を超えて所有している可能性が高いので、管理できる量まで減らせば解決します。
たくさんの量のものをきちんと管理するには、スペースはもちろん、把握しておく脳のスペースも必要になります。
以前のわが家
- 多すぎるストックが、収納棚に詰め込まれている
- 探しているものがあるのか無いのか、パッと見てわからない
- 何がどれくらいあるか、私自身が理解できていない
⇒棚の中はもちろん、私の頭の中でもストックの有無を把握できていない状態
【タイプ③】”依存” 不安・安心感からストックを減らせない
ストックが増える原因になる感情
- 使いたい時になかったらどうしよう…という不安
- たくさん持っていることで得られる安心感
私はこの【タイプ③】が1番厄介だと思っています。
- 不安があって減らせない
- 安心感がほしいから、多くストックしたい
という方はいませんか?
しかも最近、コロナ渦でマスク不足やトイレットペーパー不足を経験したばかり。
こういった経験から、ストックが増えたご家庭もあると思います。
多すぎるストックは管理が大変になります。不安にならない適正な量がわかれば、ストレスなくストック管理ができます!
【解決策】自分の家の適正量を知る
不安になる理由
「どれくらいの量があれば、◯日は大丈夫」というのがわからないから
- どのくらいの量があれば
- 次に買い物に行くまでに困らないか
これがわかれば、必要以上にストックすることもありません。
安心感にもつながります。
そしてこの量は各ご家庭で違ってきます。
ここからは自分の家のストックの適正量を知る方法をご紹介します
そもそもなぜストックするのか?
ストックする理由
ストックする理由
- 買い物の頻度を減らすため
- 災害など非常時に備えて
主な理由はこんな感じではないでしょうか?
特に「必要な時に手に入らなかったらどうしよう…」と不安になる、2の災害時などの場合についてですが、これについては本当に手に入らなかった時に代用できるものの有無を考えてみます。
考えておくと安心!優先度の違い
- ティッシュペーパー→万が一の時はトイレットペーパーで代用できそう
- 柔軟剤→洗濯洗剤は必須だけど、柔軟剤はなくても大丈夫かも…
【ここからわかる優先度】
- ティッシュペーパー<トイレットペーパー
- 柔軟剤<洗濯洗剤
これがわかっていると、過剰なストックの見直しに役立ちます。収納スペースには限りがあるので、優先度の高い物から順にストックします。
たくさんストックしておきたいからと収納スペースを拡大するのは要注意!
収納スペース拡大で起こること
- 部屋が狭くなる(物のための部屋になる)
- 多くの物を管理するために、お金や時間が必要になる
- 管理の手間がかかる
すでに備え付けの収納スペースがあるのに、さらに収納家具を置くなどしてスペースを増やすことはオススメしません。
多くの物を管理する大変さは、こちらで詳しく書いています。
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ストック品の適正量を考える
適正量ってどれくらい?
各ご家庭で違う適正量ですが、適正量に影響する要素は、大きく2つあります。
適正量に関係する2つの要素
- 買い物の頻度
- 消費ペース
この2つをもとに「自分の家の適正量」を決めていきます
1:買い物の頻度から適正量を考える
日用品の買い方の違い
- 月に1回、ドラッグストアでまとめ買いするAさん
- 週に2、3回行くスーパーで、食品と一緒に購入するBさん
同じ物を買う場合も、AさんとBさんでは、必要なストック量に違いがありそうです。
Aさんの場合は1ヶ月分のストックがあると安心ですが、BさんはAさんほどのストックは必要なさそうです。
2:自分の家の消費ペースを知る
【例】洗濯洗剤の消費ペースは?
【ボトル1本を使い切る日数を調べる方法】
- ボトルが空になって詰め替えた日にちをメモしておく
- 使い切って空になり、詰め替えるタイミングで日にちを確認
わが家の場合
2/1に詰め替え→3/3に無くなった
つまり、1本使い切るのにかかった日数は、約1ヶ月ということになります。
ストックが1本分あれば、1ヶ月は過ごせることが判明しました!
ストックを本体に詰め替えてから1ヶ月以内に買いに行けば問題なし!
これを知るだけでも、かなり不安は解消されます。
これだけでも十分なのですが、まだ不安な方にオススメなのが、買うタイミング、買う量を決めることです。
買うタイミング、買う量を決める
ストックの残りがいくつになったら、どのくらいの量を購入するかを決めておくと、さらに安心です。
これは、わが家の洗面台下収納の内扉です。
消費ペースが早いもの、ストックを切らすと困るものは先程の方法で確認した消費ペースをメモしています。
その他の物も、購入タイミングの目安、買う量をある程度決めてしまいました。
買うタイミング・量を決めて良かったこと
1番良かったのは、収納スペースに入る最大の量がわかったので、それに合わせて収納用品が選べたことです。
【例】歯ブラシの場合
わが家はオンラインショッピングで、10本セットの歯ブラシを購入しています。
【歯ブラシが残り2本になって購入する場合】
収納スペースに入る量は、最大でも12本(2+10=12)
⇒12本が入る収納グッズを選べばOK!
これを決めておくと、収納グッズが無駄に大きすぎたり、逆に収納したいものが入らないということがなくなります。
そしてもう1つ良かった点が、
安さの誘惑に負けて、買いすぎることがなくなったことです。
『特売』という文字を見て、つい買ってしまうことがなくなりました。
その結果、ものが一定量から増えなくなり、散らかることがなくなりました。
【おまけ】今回、整理して出たストックの過剰分について
量を調節して出てきたストック過剰分についてですが、
一部は自分への戒めとして、使い切るまではリビングの目につく場所に置いておくことにしました。
ストックがなくなって、本来はお店で購入するタイミングで、ここから取って使用。
毎日なかなか減らないストックを見て、自分がいかにストックしすぎていたかを痛感しました。
過剰なストック品が出てきた洗面台下収納を片付けた模様はこちら↓
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洗面台下がキレイに片付いても、このストックの山が片付くまでは、かなり時間がかかりました。
もう絶対にストックしすぎない!
まとめ:ストックは自分の家に合った量を、管理できる範囲で持つ!
ストックは収納スペース、自分の管理能力の限界を超えない量に留める。
買い物に行く頻度、消費スピードから適正量を決定すれば、買い込むこともなくなります。
自分の家の適正量を知って、不安も多すぎるストックも一気に解消!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、ごきげんな一日を~!