こんにちは。
整理収納アドバイザーのmi-na(ミーナ)です。
片付けに使える便利な収納グッズ。
たくさんの種類があって、どれを購入するか迷いませんか?
せっかく整理して物を減らしたのに、購入した収納グッズのせいでリバウンドしたり、使わない収納グッズが増えてしまうことがあります。
今回は収納グッズ購入で失敗しないためのポイントを紹介します!
今回の記事はこんな方にオススメ
- これから収納グッズを購入する方
- 収納グッズ購入時に押さえておきたいポイントを知りたい方
- 購入するお店選びで悩んでいる方
収納グッズ購入時に使えるチェックリスト5項目
チェックリスト5項目
- 入れたい物が入るサイズか?(幅・奥行き・高さ)
- 置きたい場所に置けるサイズか?(幅・奥行き・高さ)
- 収納方法は使い手にとって適切か?
- いくつ必要か?
- すでに持っている物と組み合わせたい場合、それと合わせて使えるか?
お店に行く前にチェックしたいポイントをまとめました。詳しく説明していきます!
やりがちな失敗! 片付けを始める前に、手頃な大きさの収納グッズをまとめ買い
グッズ購入でよくある失敗
片付けを始める前に収納グッズを購入
先にグッズを買ってしまうのがNGな理由は2つあります。
先に収納グッズを買うのがNGな理由1:入れたいものが入らない
理想のお部屋作りの手助けをしてくれる収納グッズ。
収納グッズを上手く活用するためにも、まずは自分の理想の収納を目指して、物の整理からはじめます。
整理とは物を分ける作業です。
整理の例【キッチン編】
理想:朝のお弁当作りをスムーズにしたい
→お弁当箱やピッグ、おかずカップなどお弁当作りに必要なものをひとまとめにしておくと便利そう…。
整理して、まとめて収納する物が決まってから、それらが入るグッズを選びます。
自分の理想に向けて、収納する物をグループ分け→各グループの物の量にあった収納グッズを選ぶと失敗がなくなります
先に収納グッズを買ってしまうと、中に入れられる物が制限されます。
万が一「入らない」となると、せっかく作ったグループを変更しなければいけません。
逆に購入したグッズが大きすぎる場合も、作ったグループ以外の物が入る原因になり、リバウンドする原因になります。
収納グッズは、大きすぎても小さすぎてもNG
まずは整理して、収納したい物と、その量が決まってからグッズを買います。
「まずは整理から」という、片付けのステップについてはこちらで詳しく解説しています。
よかったら読んでみてください。
>>【片付け苦手さん必見】順番にやれば失敗しない 片付け全6ステップ公開!
チェックリスト1つ目の「入れたい物が入るサイズか?」はこのよくありがちなこの失敗を避けるためにあります
先に収納グッズを買うのがNGな理由 2:置きたい場所に買った収納グッズが入らない
せっかく買った収納グッズが使いたい場所に入らないと、本当にショックです。
適当な大きさのどこにでも使えそうなものは、どこに使うにも中途半端なことがあります。
きちんと使いたい場所の計測をしてからグッズを買うことで、こういったトラブルは避けられます。
チェックリスト2つ目の「置きたい場所に置けるサイズか?」がこれにあたります
サイズの次は収納方法をチェック
サイズの確認
- 入れたい物が入るか
- 置きたい場所に置けるか
2つのサイズに関するチェックを済ませたら、チェック項目3つ目の収納方法についてです。
収納方法を考える時に参考にしたいのが、取り出すまでの手間数(アクション数)と、使い手の性格です。
例えば、収納グッズを使う場所が引き出しや戸棚の中であれば、フタは不要なことが多いです。
フタがあることによって物を取り出すまでにかかる手間が増えてしまいます。
取り出す手間がかかる収納は、面倒くさいです。
取り出すまでの手間数(アクション数)を意識して収納グッズを選ぶと失敗が減らせます。
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「片付けがめんどくさい」はアクション数の見直しで簡単解決!
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さらに、使い手の性格によって、適切な仕切りの数も変わってきます。
写真は主人の下着収納ですが、1アイテムずつ仕切ったスペースに入れています。
【ニトリ】引き出し整理ボックスを使っています。
主人はこのスタイルが使いやすいようですが、細かく分かれていると面倒くさいと思う方もいます。
ざっくり分けたい方には、ここまで細かい仕切りは必要ありません。
靴下、パンツなどアイテムごとに1つのボックスに入れば十分という方には、こちらも使いやすいです。
細かく仕切るメリット
- ほしい物がすぐに見つかる・取り出せる
- 1点ずづ取り出すことができるので散らからない
- 数の管理がしやすく、物が増えにくい
細かく仕切るデメリット
- (靴下など)同じ物でも、1つずつ収納する必要がある(洗濯して畳んだ後、まとめて入れられない)
各収納グッズのメリット・デメリットがわかった上で、自分に合うグッズを選べると、リバウンドしにくくなります!
購入する数を確認!複数買う場合も、まずは1つだけ購入
チェック項目の4つ目は「購入する数を確認する」です。
ここでのポイントは、複数購入する予定の場合も、まずは1つだけ購入して試してみることです。
ファイルボックスなど同じ収納グッズで統一して収納したい方もいらっしゃると思います。
例えば全部で3つのボックスが必要な場合も、まずは1つだけを購入することをオススメします。
サイズがピッタリでも、使ってみないとわからないことがあるからです。
私の経験
スチールラックに書類を収納するためにファイルボックスを購入。
中身を取り出す時にファイルボックスを手前に引くと、ラックにファイルボックスの角が引っかかり、上手く引き出せなかった
→追加で購入する物は角が丸いボックスに変更し、不満解消
はじめに全部そろえてしまうと、変更するのが大変です。まずは1つだけ買って使い勝手を確認します
今使っているグッズと組み合わせて使えるかもチェック
チェック項目の5つ目は、「今使っている収納グッズと組み合わせて使えるか」どうかです。
使用している収納グッズと合わせて使いたい場合、同じメーカーの物を選ぶと失敗が少ないです。
例えば、無印良品のポリプロピレンの引き出しは、最大6段まで積み重ねて使用することができます。
積み重ねてもキレイに重なるように溝があり、ズレないようになっています。
ここまでで5つのチェックが終了です
お店に行く前に、まずはお店のウェブサイトで確認
チェックリストでサイズやほしいグッズのイメージができたら、お店のウェブサイトで探します。
同じような収納ボックスでも、お店によって少しずつサイズや形が違うので、自分のイメージに合う物を探します。
ここで特に念入りに確認したいのはサイズです。
お店で見ると、どうしてもデザインの方に目が行きがちです
気に入ったデザインであることも大切ですが、サイズを間違うと「あれ?入らないっ」ということになります。
失敗を防ぐポイント
- サイズの確認はお店に行く前に、ウェブサイトでゆっくり、しっかりする
- お店では、手触りや色合いなど細かい部分を最終確認
私が収納グッズを買う時によくチェックするお店
無印良品、ニトリ、カインズ
私がほしいサイズ、形が決まったらチェックするのが、無印良品、ニトリ、カインズです。
よく利用する理由
- 定番のシリーズがある
- 店舗が多い
- お店で実物を手にとって見れる
定番の人気商品があるメーカーのものは廃盤になることも少なく、後から同じものを追加で購入したい時にも手に入れやすいです。
山崎実業
山崎実業はスタイリッシュなデザインが多く、好きなメーカーです。
ただ、商品を扱っている店舗が少ないのでインターネット(amazonや楽天)での注文が中心になります。
こちらもtowerシリーズなど人気のシリーズがあり、上記のメーカー同様、追加購入もできます。
100円ショップ(ダイソー、セリアなど)
100円ショップも収納グッズが豊富で「こんな便利なものがあるんだ!」と感動するような「かゆいところに手が届く」系の商品が多くあります。
私が最近購入したのは、冷蔵庫のドアポケットに使えるマヨネーズやケチャップを立てられるホルダー。
隣のめんつゆを取り出す時に、マヨネーズが倒れてきてイラッとしていたのが、これで解消されました
お店選びのポイントは「追加購入する可能性の有無」
ホームセンターから100円ショップまで、収納グッズを扱うお店はたくさんありますが、私がお店を選ぶ時に意識しているのは「追加購入する可能性があるかどうか」です。
お店選びのポイント
- 追加で購入する可能性がある→定番シリーズがあるお店で購入
- 追加購入する可能性の低い→100円ショップで安くゲット
追加購入する可能性が高い物は定番シリーズがあるお店で
所有する物が変わった場合など、収納を見直すタイミングで追加で買うかもしれない物は、できるだけ定番シリーズがあるお店で購入しています。
100円ショップは商品の入れ替わりが早く、他の方の購入レポなどを見てお店に行っても同じ商品がないことがあります
「同じ物がもう1つほしい」と思った時に、簡単に手に入れられるかどうかもお店選びのポイントです。
追加購入する可能性が低い物は100円ショップで安くゲット
逆に追加購入する可能性が低い物は、安く購入できる100円ショップを利用します。
例えば先程のマヨネーズホルダーは追加で購入する予定はないので100円ショップで安く購入できて満足しています。
まとめ:収納グッズ購入で失敗しないためには準備が大切
収納グッズ購入で失敗しないためには、まず以下のことをチェックします。
チェックリスト5項目
- 入れたい物が入るサイズか?(幅・奥行き・高さ)
- 置きたい場所に置けるサイズか?(幅・奥行き・高さ)
- 収納方法は使い手にとって適切か?
- いくつ必要か?
- すでに持っている物と組み合わせたい場合、それと合わせて使えるか?
- 新しく収納グッズを購入する際は、まず中に何を入れるかを決めてから購入する。(買ってきた収納グッズに入るものを入れるのではなく、入れたいものを先に決めることで理想の収納になります)
- 収納したい物、収納グッズを置きたい場所に合ったサイズか慎重に確認する。
- 収納グッズを購入するお店を選ぶ時は、追加購入する可能性の有無を考えてお店、商品を選ぶ
- 複数ほしい場合も、まずは1つだけ購入し、お試しで使ってみる
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、ごきげんな一日を~♪