こんにちは。
整理収納アドバイザーのmi-na(ミーナ)です。
頑張ってキレイに片付けたけれど
- 家族が探しものをしている
- 家族からものの場所を聞かれることが増えた
- 決めた収納場所にものが戻されない
こんなことありませんか?
今回はこんな悩みを解決する「ラベリング」についてです。
この記事でわかること
- ラベリングの目的と得られる効果
- 見る人別・貼るもの別、わかりやすいラベリングについて
ラベリングをすれば、家族みんなが片付けられる収納を作ることができます!
ラベリングをして家族にも片付けに協力してもらいましょう!
そもそも「ラベリング」とは?
「ラベリング」はラベルを貼って中身が何かを表示すること
中が見えない収納ケース。
いちいち開けないと中身が確認できない状態はとても不便です。
「ラベリング」をしておけば中身が明確!
見つかるまでいくつも引き出しを開けることがなくなります。
ラベリングで得られる2つの効果
1:ラベリングをしておけば家族が片付けに協力してくれる
私も以前はラベリングをしなくてもいいのでは?と思っていました。
自分なりに考え、工夫して収納場所を決めたので、そこに何が入っているかはわかっています。
しかし、この「ラベリングをしないこと」が一番の片付かない原因だったのです!
その理由はラベリングしないと、収納ルールを家族に理解してもらえないからです。
洗面台下収納を例に説明すると
- 洗面台下収納を片付けた人=収納のルールを作った人→私
- そのルールを守ってもらいたい人→自分を含めた家族全員
ルールが不明確だと…
自分以外の家族が
- ものを見つけられない
- 使ったものを戻さなく(戻せなく)なる
「使ったものが元の収納場所に戻されない状態=散らかっている状態」です。
これを簡単に解決する方法がラベリングです。
ラベリングするだけで、ものの場所をいちいち説明しなくてもよくなり、家族からの「アレどこ~?」がなくなります
2:収納スペース内のものが増えにくくなる
ラベリングしておけば、ラベルに書いてあるもの以外は入れにくくなります。
例えば
「靴下」とラベリングした引き出しがあるとします。
ここに「ハンカチを入れてください」と言われても、入れにくくないですか?
ラベリングをしておけば、ラベルに書いてあるもの以外を入れにくくなり、収納スペースの中に余計な物が入りにくくなります。
余計なものが多く入ると、引き出しの中はグチャグチャになってしまいます。
使いやすい引き出しほど、「とりあえず」でものを入れがちです。ラベリングしておけば引き出しの中もキレイを保てます!
片付けのステップの一番最後の作業になるラベリング。
ものが増えにくくなるなど、ラベリングをするだけでリバウンドするリスクを減らすことができます!
洗面台下を片付けた際も一番最後にラベリングしています。
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ラベリングの方法:ラベルの作り方
ラベルの作り方は大きく分けて2つあります。
- 手書きでマスキングテープやラベルシールに書く
- ラベルライターで作る
簡単なのは手書きですが、「手書きはちょっと…」という方には、スマホを操作するタイプのラベルライターもあります。
一番簡単!マスキングテープを使う
すぐにできる方法で一番簡単なのはマスキングテープを使う方法です。
やり方は簡単で、マスキングテープに油性マジックで書くだけです。
マスキングテープの良い点
- お気に入りのマスキングテープを使えば、見るたびにテンションUP
- 種類が豊富なので、場所別・使う人別などでテープの種類を変えることができる
- 貼りかえ、書き換えがすぐにできる
中身が変わったり、ものが移動した時も、すぐに書き換えられるので便利です
ラベルライターを使って見た目スッキリ
「手書きはちょっと…」という方にはラベルライターがオススメです。
ラベルライターの良い点
文字の大きさ・形が統一できるので、ラベルをよりスッキリ見せられる
ラベルライターを使えば、手書きでは難しい文字大きさや形の統一ができるので、よりスッキリ見せられます。
ラベルライターの定番!【キングジム】テプラ
ラベルライターの定番といえば「テプラ」。
本体が可愛いデザインのものを選べば、ラベル作りも楽しくなります。
スマホで操作できる【ブラザー工業】P-TOUCH CUBE PT-P710BT
ピータッチキューブはスマートフォンで操作するタイプのラベルライターです。
デザインは専用のスマホアプリを使って作ります。
デザインが使い慣れたスマホを操作してできるのは魅力的!
しかも印刷するだけなので本体はとてもコンパクトです。
フォントの数が100書体と多く、デザイン性の高いラベルが作れるのでラベリングが楽しくなりそうです。
モノ別・見る相手別おすすめラベリング法4つ
ここからはラベリングするモノ別・ラベリングを見る相手別に色々なラベリング方法を紹介します。
1:【食品の保存袋など使い捨てのものに】DAISO(ダイソー) タックシール
こちらは150片入って100円と安いので、たくさん消費する食品の保存袋に使用しています。
もちろん保存袋に直接書くのもOKですが、私は食品をラップを巻くなどして入れ、袋が汚れていなければ袋を再利用することがあります。
そんな時にコレに書いておけば、ラベルだけはがして袋は再利用できます。
もちろんファイルボックス等のプラスチック製品にも使用できます!
2:【お子さんに】わかりやすいイラスト・シルエット
お子さんには文字よりイラストやシルエットの方がわかりやすくオススメです。
「絵が書けない」という方は、さまざまなシルエットデザインをダウンロードして使えるイラストACなどもあります。
こちらはわが家のクローゼット、夫の衣類収納です。
イラストを使うメリット
- 文字が読めない子どもにも伝わる
- 文字だけに比べてパッと見てわかりやすい
- ラベルの大きさを小さくできる
一部に簡単な手書きのイラストを入れるだけで、かなり見やすくなります
3:【モノと場所】双方にラベリング
- 中身が何かをラベリング
- さらにそれを戻してほしい場所にもラベリング
モノと場所、双方にラベリングをしておくと、モノが確実に定位置に戻ります。
わが家ではコーヒーの豆と粉を同じ種類のキャニスターで保存しています。
中身が見えないため、中身が何かを表示するラベリングは必須です。
さらにキャニスターを置く冷蔵庫にもラベリングしておきます。
どちらかが無くなった時にも一目でわかるので、買い忘れや買い間違い防止にもなります。
4:【ストックに】補充タイミングを示すラベリング
ストックの残りが少なくなって、買い足すタイミングをラベリングしておきます。
例えば乾電池などの入れ物に「残り2個になったら購入」などと書いておけば、ストックを切らすこともありません。
一人暮らしの方ならこれで十分です。
ただし、「補充するタイミングで使った人=買い物に行く人」でない場合、そのタイミングで使った人が教えてくれないと買い忘れる可能性があります。
わが家では買い物は私が行くことが多いため、旦那がシャンプーなどを詰替えてくれると、ストックが無くなったことに気づかないことがありました。
私自身も詰め替えた瞬間は「無くなったから買い物メモに書こう」と思っていても、メモする前に忘れてしまうことも…。
そこでやっているのが、ストックにラベリングです。
ストックラベリングのやり方
- ストックにラベルを貼っておく
- そのストックを開けた人が決められた場所へラベルを貼る
- 買い物へ行く前にラベルを見てストック切れのものを確認→購入
ラベルは詰め替える時に絶対に触れる袋の口に貼っています。
わが家ではこのラベルをはがしたら冷蔵庫に貼ってもらうことにしています。
ラベルを買い物メモに貼ってもいいですし、買ってきたストックにまた貼り付けて再利用してもOKです
ラベリングをする時のポイントと注意点
スッキリ見せるならラベルの大きさを統一
スッキリ見せるコツ
- 文字の大きさではなく、ラベル自体の大きさを統一する
- 大きさを揃えたラベルを等間隔で貼る
文字の大きさを揃えることよりも、ラベル自体の大きさを揃えた方が見た目がいいです
オシャレな見た目にこだわりすぎは注意!
オシャレなラベリングもいいですが、そのラベリングを見た家族が中身が分かることが大切です。
貼る前にチェック
- 表記は使う人全員が分かるものか(英語、漢字などは注意!)
- パッと見てわかるか(文字の大きさ、ラベル自体の大きさ)
- 中身が的確に表現されているか
まとめ:ラベリングをして家族みんなが片付けられる収納作りを
- ラベリングは収納ルールを示すもの。ラベリングをしておけば家族が片付けに協力してくれます。
- ラベルの表記は見る人全員がわかるものにしましょう。
- ストックに補充タイミングをラベリングしておけば買い忘れ防止にもなります。
収納ルールを決めた人だけが頑張る片付けからは脱却!
家族に協力してもらって「ラクしてキレイが続く」を目指しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、ごきげんな一日を♪