こんにちは。
整理収納アドバイザーのmi-naです。
洗面台下収納は片付けが苦手な方に「まず片付けるなら!」とオススメしている場所です。
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片付けやすい場所ではありますが、収納スペースに配管があるなど、他の収納場所とは違う難しさもあります。
洗面台下収納の悩み
- 配管が邪魔
- 収納するものは細々したものが多く、積み上げて収納しがち
- 奥のもの、下のものが取り出しにくい
実際にわが家の洗面台下収納を片付けてみました。
片付け前の収納(before)
そしてこちらがafter
ニトリの伸縮フリーラックを使って、スッキリさせることができました!
今回の記事はこんな方にオススメ
- 配管が邪魔をして収納しにくい洗面台下の収納スペースを、奥まで使いやすくしたい方
- 配管の位置を気にせず使える収納グッズを探している方
- 洗面台下以外でも使える、片付けの基本的な作業手順を知りたい方
片付けの作業手順についてはこちらに詳しく書いています。
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洗面台下収納の問題点3つ
問題点①:邪魔な配管
棚や引き出しなど、収納グッズを置く時に邪魔になるのが配管です。
実際に私も配管を理由に、収納グッズを何も置いていませんでした。
配管があることの問題点
- 棚や引き出しを置くスペースが限られる
- 賃貸の場合、今の家の配管の場所に合わせて収納グッズを選ぶと、引っ越した先で使えない可能性がある
問題点②:積み上げて収納。下のものが取れない
収納スペースは意外と高さがあるにも関わらず、収納するものは背の低いものも多くあります
積み上げて収納すると、上のものを動かさないと下のものが取れない状態になってしまいます。
わが家では歯ブラシのストックなど小さいものは箱に入れて収納し、その箱の上にさらにものを積み上げていました。
問題点③:ストックがあるのか無いのかわからない
洗剤や化粧品のストックがグチャグチャに入っているため、どのストックが、いくつあるかわからない状態でした。
ストックに関する失敗
- 詰め替えようと思ったら無かった
- 無いと思って買ったらまだあった
理想の洗面台下収納とは?
今回の整理収納で目指す『ゴール』
上記の問題点から目指すゴールを決めます。
目指す収納のゴール
- 配管を上手くさけて棚を設置、上部空間を無駄なく使う
- ストックがきちんと管理できるよう分類する
- 取り出しやすい引き出し収納
【他の場所でも使える!】片付けの手順
①の理想のイメージは問題点から考えて決めました。(今回の理想はこちら)
ここからは実際に作業していきます。
手順①:この場所に収納するものを決める
まずは収納から全てのものを出します。
全て出すと他の部屋で使うものも多くありました。
他の部屋で使用していた物
- 掃除用品(リビングで使用)
- 防虫剤(クローゼットで使用)
他にもダンベルプレートやアロマキャンドルなど、他の収納場所からあふれたものも入っていました。
そこで今回は出したものを3つに分けていきます。
まずは3つに分類
- ここに収納するもの
- 手放す(処分する)もの
- 収納場所を移動するもの
注意するポイントは、必ず「収納するもの=使っているもの」になっていることです
「そんなの当たり前じゃん!」と思いますよね?
でもこれ、意外とできていないことが多いのです。
「使っているもの」です!
「まだ使えるもの」「いつか使うもの」ではないのでご注意を!!
「使っているもの」を簡単に判別するために「1年以内に使ったかどうか」で分けてみます!
「1年以内に使ったかどうか」で分けると、確実に使っているものだけを選ぶことができます。
使っているものを選ぶ作業の大切さは、こちらの記事で詳しく書いています。
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今回処分・移動させたもの
- 化粧品、シャンプーなどの試供品(処分)
- 現在は使用していないシャワーヘッドの付属部品(処分)
- 以前使っていた電動歯ブラシ(処分)
- ロングヘアの時に使用していたヘアアクセサリー(処分)
- アロマキャンドル(移動)
- 車の消臭剤(移動)
- 掃除グッズ(移動)
- 防虫剤(移動)
- ダンベルプレート(移動)
手順②:【分類する】誰が見てもわかりやすい分類
収納するものが決まったら、さらに細かく分類していきます。
【例】分類の仕方
- 使う人別(夫用、妻用、子ども用など)
- 使うシーン別(洗濯時、入浴時など)
- 使用頻度別(毎日使う、週に2,3回使う、月に1回程度使うなど)
今回は洗剤類、コンタクト用品、歯ブラシ類など、使うシーンを意識したグループ分けにしました
手順③:ストック品の量を調節
分類すると、多すぎるストックが明らかになります。
わが家は大量の洗剤が出てきました。
ストックの量を決める時に考えたいのが買い物に行く頻度です。
【例】買い物の仕方の違い
洗剤の場合
- 月に一度、ドラッグストアでまとめ買い
- スーパーで食品と一緒に買うので、買うタイミングは週に2、3回ある
買い物の頻度によって、必要なストック量も違うことがわかります
今回、私は自分の買い物の頻度から、1ヶ月分ストックがあれば十分と考え、1ヶ月で使い切れないストックについては別に分けておきました。
量を調節したもの
- 洗剤類
- シャンプー、リンス、ボディーソープ
- 化粧品類
ここで多すぎるストックは必ず別に分けておいてください。
次の作業で、収納するものの量に合った大きさの収納グッズを選ぶためです。
過剰分を分けておかないと、必要以上に大きすぎる収納グッズを買うことになります
ストックの適正量の決め方についてはこちらで詳しく書いています。
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手順④:収納グッズの検討&購入
収納するものと量が決まったので、収納するグッズを検討していきます。
もちろんすでにお持ちの方はそれを使えばOKです。
私は何も持っていなかったので購入することにしました。
分類したグループのもの・量を見て、どんな収納グッズを使うか検討します
まずは『今回のゴール』に向けて配管を避けて設置できる棚を選んでいきます。
幅、奥行き、高さに加え、配管の位置が変わっても使えるように「棚板が動かせる」という理由で選んだのがこちらです。
【ニトリ】伸縮フリーラック クラネ(幅46~75cm)【ニトリ】伸縮フリーラックにした理由3つ
- 棚板の位置が変えられるので、配管を避けて設置できる(棚板の幅は2種類、計5枚)
- 棚の幅が46~75センチの間で自由に変えられる→収納スペース内で2段にする場所としない場所、両方作れる
- 棚板の高さが4段階で調節可能
棚が決まったので、次にここに置けるボックスを検討します。
棚で収納スペースの高さを区切ったので、今度は横のスペースを区切ります。
収納のポイント
広い収納スペースは四角く区切る!
購入したいボックスにグループ分けしたものが入るか、容器の大きさに切った紙の上に、実際に収納したいものを置いてみながら確認。
私は見た目の統一感が欲しかったので、今回ボックスの大きさを揃えました
そのため置けるボックスの数に合わせてグループを再調整します。
グループ調整の例
- ボックスAにはグループ1のものを入れる
- ボックスBには量が少ないグループ2と3のものを一緒に入れる
購入するボックスとその数が決まったので購入し、収納していきます。
今回購入したものがこちらになります。
【無印良品】やわらかポリエチレンケース・ハーフ・中【無印良品】のケースにした理由4つ
- 角がないので引き出しやすい(引き出す時にフリーラックに引っかかることもありません)
- 中身を入れていない状態なら重ねられる
- 角が丸いので容器内の掃除がラク
- 中身が見えないので、中まで整頓する必要なしで、スッキリ見せられる
【無印良品】ではポリプロピレン整理ボックス4も購入し、洗剤ボトルの下に使用しています。
液垂れ等があると嫌なので、液体洗剤類はこの中に立てて収納しています
やわらかポリエチレンケース同様、角が丸いとことが選んだポイントです。
収納グッズを購入の際の注意点は、以下の記事で詳しく解説しています。
手順⑤:「ラベリング」して物の場所を家族に伝える
最後に「ラベリング」をして中身が何かを表示していきます。
「ラベリング」が無いほうがスッキリするのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私は一人暮らしの方でない限り必須と考えます。
「ラベリング」しておかないと自分以外の家族がものを見つけられなくなります
ものの場所を示す「ラベリング」は家族のためにも必ずしましょう!
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まとめ:まず収納するものを決める→収納グッズでスペースを区切ればスッキリ
- まずは整理して、ここに収納するものを決める(1年以内に使ったかどうかで分けてあげると、収納すべきものが区別できます。別の部屋で使用するものは使う部屋の収納へ移動させます)
- 分類して、明らかに多すぎるものは量を調節する
- 収納するものの量に合った収納グッズを選ぶ(収納するものの量を見て収納グッズを選ぶことで、無駄な買い物防止になります)
- 収納グッズは広いスペースを区切るために使用(ニトリの伸縮フリーラックなら、配管の位置に関わらず設置できます)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、ごきげんな一日を♪